Sunday, April 16, 2017

日本帰国 Trip to Japan Part 2

3/7 (火)北陸温泉旅行1日目

この日に結婚50周年を迎える両親を北陸温泉旅行に招待した。北陸新幹線に乗りたいという母と、源泉掛け流しの温泉巡りが趣味の父の希望を入れて、金沢郊外・山代温泉の懐石旅館に2泊した。Hot spring trip at Yamashiro Onsen near Kanazawa to celebrate my parents' 50th wedding anniversary. 

東京駅で駅弁を仕入れ、東京発10時24分発の北陸新幹線かがやき509号に乗車。写真は駅弁売り場の見本。駅弁と模食、まさに日本文化!
 Off to Kanazawa by Hokuriku bullet train with yummy lunch box. 



金沢12時52分着。コインロッカーに荷物を預け、駅からタクシーで忍者寺(妙立寺)へ。見学は1時半の予約だったが5分ほど遅れたので2時になった。



落とし穴としても利用できる賽銭箱や隠し階段など、忍者屋敷のような仕掛けがあちこちにあるので、忍者寺という通称が付いたが、忍者が住んでいたわけではない。徳川3代将軍家光は、幕府の全国支配体制強化の仕上げとして、多くの諸大名を取り潰していた。当地加賀藩の前田利常公は、それに対抗して、鼻毛を伸ばしてバカ殿を演じて幕府の目を欺く一方で、多くの武士が起居できる寺院群を新築し、その中心に監視所の役割を持つ妙立寺を建立した。表向きは加賀藩の祈願所である。合戦に備えて、一度入ったら中から出られない仕組みの、切腹部屋と言われる部屋もある。しかし、合戦は起きず、その部屋も使われることはなかった。近くには、戦闘発生を知らせるための鐘付き台もあったそうだが、それも使われなかったという。外人観光客に人気だが、日本人も老若男女問わず楽しめる場所だった。撮影禁止だったので、寺のウェブサイトから入り口の写真を拝借した。

タクシーで金沢駅に戻り、荷物を受け取って、15時21分発の北陸本線に乗る。各駅だったので、特急より15分ほど多めにかかるが、地元の人の生活が見えてくる。16時4分に加賀温泉駅着。宿泊する山代温泉・たちばな四季亭に連絡して送迎車を頼む。10分ほどで宿に到着。

3月初旬の雪は珍しいそうだが、旅館に着いて一息していたら、神社と寺が見えてすでにいい景色のところに降り出した。

祝い膳付きの懐石料理と地酒、源泉掛け流しの温泉を食前食後に楽しんだ。内湯も露天風呂も気持ちいい。金婚式だけでなく、父は一昨年に、母は今月14日に喜寿なので、その旨旅館に伝えたら、夕食時に紫の頭巾とちゃんちゃんこを持ってきてくれた。離れて住んでいるので親孝行できない分、まとめて孝行しようという無精な魂胆をくんでくれてうれしい。
Enjoyed beautiful Kaiseki-ryori and  hot spring after and before dinner.





3/8(水)北陸温泉旅行2日目

朝食前に母と朝湯へ。部屋に戻ったら、また雪が降り出して、昨日の夕方よりもさらに絶景に。


美味しい物が少しずつの朝ご飯。ただでさえ地元のお米がおいしいので3杯食べる。




加賀温泉駅近くにそびえ立つ73メートルの巨大観音像。抱いている赤ん坊が奈良の大仏の大きさとか。バブルの頃に建てられた 宗教テーマパークの一部で、今は観音像を除いては廃墟状態らしい。Insanely huge Kannon statue near Kaga Onsen Station. 73m height.




Sightseeing in Kanazawa. Kenroku-en, Samurai-house district and Higashi Chaya district.
金沢観光。兼六園では雪の中の梅園という、日本にいる日本人でもなかなか見られない珍しい景色に出会う。金婚式のお祝いと、17年ぶりに日本を訪れた夫への贈り物かも?





武家屋敷街にある野村家
装飾に細部まで金がかかっており、裕福な武士の屋敷らしい。



ひがし茶屋街の1909年創業という老舗洋食屋「自由軒」で昼食。写真は夫が頼んだクリームコロッケ。私はオムライスを頼んだ。


レンタル着物でひがし茶屋街を歩くお嬢さんたち



父が疲れ気味なので、両親は宿に戻る。私と夫は、タクシーの運転手おすすめの、主計町(かずえまち)茶屋街を散策。観光客が多くテーマパークのようなひがし茶屋街より狭い道で人も少なく、風情がある。


端正な屋敷や茶屋街もいいが、いい感じにくたびれた家も雰囲気がある。


泉鏡花の『化鳥』などの舞台となった、中の橋近くの風景





骨董通りと言われる新竪町に行ったが、お目当ての骨董屋もアンティーク着物屋も休み。一軒だけ開いていた骨董屋は所狭しと物が置かれているが、高めの物が多い。


みそ汁椀がほしかったので山中塗のお椀購入。昭和物未使用で一つ2千円。安くはないが新品だったら最低4千円はするので思い切って購入。スープにも使える。


古都金沢では、大好きな骨董やアンティーク着物が東京より安く買えると思って楽しみにしていたので、母に連絡して、夕食の時間を1時間遅くしてもらう。タクシーをとばして金沢古民芸会館に行くも、なんとここも休み。そのまま、 金沢駅近くのアンティーク着物屋「装姫(そうき)」に向かう。お店の女性はアンティーク着物にベレー帽で素敵。銘仙が3500円くらいからと安くて可愛いが、特に欲しいものはなし。

再び北陸本線で加賀温泉駅へ。宿の送迎の時間は過ぎていたのでタクシーを拾う。バブルの時に立てられて閉店になったという、廃墟感あるローマ風の旅館が気になる。

急いで一風呂浴びてから夕食。2日目夜の懐石料理はまた一段と華やか。



その名の通り、のどが黒い「のどぐろ」

夕食後は両親とラウンジでピアノ演奏を聴く。父親は上機嫌で、ピアノに合わせて鼻歌を歌っている。カラオケがあったら行っているところだ。またとない機会と思って、夫も引っ張りだしての結構な散財だったが、喜んでもらえてよかった。


両親も夫も私も,無理をしないで楽しめる旅になったのもよかった。集団行動に妥協はつき物だが,それぞれの希望を入れて,それぞれが嫌がることはしないという,お互いを尊重しあうことができた大人の旅だった。例えば,日本旅館初体験の中国系米国人の夫に日本を知ってもらうには,日本式に両親と一緒に寝起きした方がいいと思ったが,夫の反対で夫婦ごとに別の部屋を取った。結果,私もそのほうが楽だった。また,男同士の裸の付き合いに抵抗のある夫は,旅館がくれた英文の風呂の入り方案内を研究してから,父の入る時間を避けて風呂に入った。何度か入るうちに,もともとの風呂嫌いを克服したようだ。

3/9 (木)3日目

朝食の魚

From snowy Kanazawa to Shiraka-go in deep snow, then Takayama. Stayed overnight at Okuhida-onsen. 
旅館の朝食後、金沢駅で両親と別れて、夫と二人で濃飛バスに乗り、雪の降る金沢から雪深い白川郷へ。ここでも、冬に訪れたら見たいと思っていた雪景色の中の合掌造りが見られてラッキーだった。

白川郷へ行く途中のバスからの眺め



白川郷展望台 からの眺め。展望台には中国語をしゃべる日本人カメラマンがいて、客のカメラで写真を撮ってくれ、自分のカメラでも撮り、気に入ったら客が買うという仕組み。こんな人のいい商売でも採算が取れるほど、中国人観光客が多いのだな。ユネスコ世界遺産だけあって、金沢よりもどっと外国人観光客が多かった。中国人が主だがベトナム人と白人も。


 展望台を降りて歩き回る







米の麺「べーめん」の昼食で暖まった後、再びバスで高山へ。ここでも雪が降っている。古い町並と陣屋の外のみ見学。金沢もそうだが、端正な街並を端正に撮るのは苦手なので、これくらいしかお見せできる写真はない。




さらにバスに乗り、さらに雪深い奥飛騨の平湯温泉湯う香三蔵庵に泊まる。山代温泉の懐石旅館とはうってかわって、宿の作りも料理も素朴だが(飛騨牛の朴葉焼きだけが、ものすごく美味しかった。エバラ焼き肉のたれみたいな味の店売りのたれでも)部屋に半露天風呂が付いていて大満足。好みの温度に調節できることもあり、風呂嫌いだった夫も、大好きとはいかないまでも苦手ではなくなった。


3/10 (金) 4日目
In Matsumoto. One of the coolest caste, Matsumoto-jo and Kaichi School, oldest elementary school in Japan. Such a lovely city to walk around. Surrounded by Japanese Alps, lots of reasonable and interesting stores, good foods, sake, and sweets! 

朝湯と朝食の後、何もすることがないので、11時過ぎ発のバスの予定を早めて9時ごろに松本へ。松本は街歩きにちょうどいいサイズの素敵な街。



日本人の誇り松本城は、やっぱりかっこいい。夫も感動していた。どの角度からもいいが、この角度が一番素晴らしいそうだ。急な階段を上り天守閣に上がると、北アルプスが一望できる。


城近くの日本最古の小学校の一つ、旧開智学校を訪れる。


松本は蕎麦だけでなく、色々美味しい物がある。アルプスに囲まれているだけあって、水も地酒も美味しい。開運堂の和菓子とケーキは、店ごと買いしめたい味。焼きたてチーズタルトで幸せに。2個入りで378円という値段もうれしい。世界に一つというソフトクリーム製造ロボットもある。当然買った。美味しかった。岩崎ちひろ美術館とコラボした和風アップルパイ「りんごの天使」も美味。



個性的な商店街の散策を楽しむ。カエルがトレードマークの縄手通に、土蔵が建ち並ぶ中町通。中町通りのそば屋で、私は天ぷら蕎麦と辛口の地酒、夫は「山賊焼き」という、鳥もも肉をニンニク醤油だれにつけて片栗粉を付けて揚げた、松本の名物料理。
食後に中町通をさらに散策。


陶芸作家の作品が買える店も何軒かあり、工房と一緒になった店も。

骨董屋の樋口美術に大興奮!金沢でも高山でも骨董屋が殆ど休みでがっかりしていたところ、お手軽価格から高級品まで所狭しと並ぶ良心的なお店で、金沢や東京と比べ物にならないほど安い。明治時代の物を中心に買いまくったのに1万円でおつりがきてさらに大感激。40年ほど同じ場所で営業していて、今の店主は3代目だそうだ。重い荷物と軽い心を抱えて、 特急あずさで車窓の眺めを楽しみながら、東京に戻った。


以下は戦利品(1枚目の写真は2枚ずつ)。これだけ買って全部で9800円で、ひとつづずつプチプチに包んでくれた!蓋付き丼は明治時代の九谷焼なのに、訳ありで格安の1500円!




実家に戻り,明日は夫が日本を発つ。母の餃子を夫にも食べさせてあげたくて夕食にリクエスト。焼きたての餃子を食べながら、両親も夫も,お互いの距離が近くなったと喜んでいた。お互いを尊重しながら,お互いを知ることが出来て本当に良かった。私も肩の荷が下りた。

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