11/12(日)
ホテルのカーサービス(15ドル)で空港へ。
プノンペン9:55発〜シェムリアップ10:50着 K6105便
カンボジアのフラッグキャリア、カンボジア・アンコール航空(Cambodia Angkor Air)
カンボジアのフラッグキャリア、カンボジア・アンコール航空(Cambodia Angkor Air)
水と緑の豊かな農業国であることがよく分かる。2年前の12月に訪れたキューバを思い出した。
空港からホテルの無料トゥクトゥクでApsara Residence Hotel へ。
チェックイン時間前なので、フロントデスクの男性が明日からの観光プランを聞いてきて、それに応じてトゥクトゥクを予約させられる。1日18ドル。そうしている間に部屋が用意できる。ホテルで、ビーフ・ルック・ラックのランチ。
午後2時。トゥクトゥクでアンコールワットツアー開始。料金所で7日間の入場券(72ドル)を購入してから、アンコールワットへ。
アンコールワットの入り口。蒸し暑い。遊んだ後の日焼けのシミが気になるお年頃の私は、今回こそ日焼け対策をきちんとしようと思いながらも、プノンペンでは気に入ったものがなくて幅広帽子を買えなかった。心置きなく遺跡が見られるように、まず入り口前の帽子屋台に行く。黒人男性と白人女性のカップルがそこで帽子を見ていたので、つられたせいもある。
数個試着して数分間迷ったうちに、売り子が勧めてくれた、自分では買わないような可愛い花付きのが似合っていたので買う。20ドルを17ドルに(別の売り子には言わないでねとささやかれる。嘘つけ!)。高いなあと思ったが、見学時間は5時半までなので、先を急いでいることもあり。
人のいい夫も当然、別の売り子に冒険家風の帽子を同じ値段で買わされる。
午後の陽光に照らされたアンコールワットは美しかった。
十字テラス
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参道からの眺め。聖池にアンコールワットが映る。
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経蔵の修復は、日本政府が資金援助を行った
第一回廊のレリーフ
閉場時間が迫っていたので、全部のレリーフは見られなかったが、それ以外の見どころは見学できた。レリーフは圧倒的な量と密度で、ゆっくりと全部を見たら、1日かけても見終わるかどうか。
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西面(北側)にはラーマーヤナの場面が浮き彫りにされている。
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西面(南側)にはマハーバーラタの場面
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十字回廊
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最も有名な世界遺産の一つだけあって、さすがに観光客が多いが、広いのでぎゅうぎゅうではない。1632年に日本人、森本右近太夫一房が残した落書きについては、違うツアーグループの説明を3回も聞かされた。
十字回廊隣の経蔵
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スパイスガールズ?
第二回廊
第三回廊へ。アンコールワットで一番高い場所。並ばずに階段を登れた。
アンコールワット帽子詐欺事件である。入場パスは私がカードで支払いし、彼はアンコールワットの入り口で帽子を買った時しか財布を出していなかった。私の「この帽子どう?」に返事しながら、アグレッシブな売り子に対応しつつ自分の買い物をし、蒸し暑い中で老眼鏡なしで慣れない通貨の計算をしている間に、売り子が抜き取ったのだ(私は、財布に手を入れようとする自分の売り子を断固としてはねつけた)。私は帽子が気に入ったので、自分の売り子と写真を撮ったのだが、夫の売り子は写真に入らず。水のボトルをプレゼントしてくれたが、そりゃそうだよ、1ヶ月の給料が100ドルくらいの国だもの。人のいい夫は狙い撃ちされてしまったようだ。当然、200ドルは山分けだろう。
夫にだけ高額札を持たせたのは私にも責任があると思いつつ、200ドルで済んで良かった、五体満足でよかったと思う(夫の歯がプノンペンで抜けたが、どこにいても起こりうる)。途上国を旅する時のレッスン料でもある。翌朝から現金は私が管理。各人が20ドルくらいまでの紙幣&小銭、カードのみ持ち歩き、100ドル札(一回の引き落としに、金額に応じて手数料が3〜5ドルほどかかる)はホテルの金庫に入れる。
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