両親の金婚式を祝う北陸旅行と祖母の7回忌のため、3月初めから半ばにかけて2週間あまり、日本に一時帰国した。最初の週は、日本は 結婚以来17年ぶりとなる夫が同行して両親と旅行、二週目は友人と再会しつつ、東京のいろんな場所を歩き回った。珍しく日程の余裕のある帰国だったので、自分も家族も友人もみんなが楽しめる充実の時間を過ごした。
3/3(金)
JFK空港から日本航空3便で
午前9時15分発。
ニューヨークとカナダの間のどこか
ニューヨークと東京の間のどこか
3/4(土)
午後1時半ごろ成田着。実家に近い小田急線・新百合ケ丘駅行きのバスを待つ間に、空港内のビッグカメラで日本用のSIMカードを入手。
父が握った大トロとイカ、海老の寿司、母が作った鳥唐揚げやポテトサラダ、小学校の同級生の兄の釣ったイカの酢みそ和えなどの夕食で歓迎を受ける。父は、月に2回、近所のイトーヨーカドーのマグロ解体ショーに行き、大トロを買ってきて、寿司を握るのが趣味だ。魚が美味しい北陸に行く前に食べたいとリクエストしたので、初日に握ってくれた。
3/5(日)
人ごみでごった返す上野・アメ横で腹ごしらえしてから、国立博物館へ。久しぶりのアメ横は、中国や東南アジアのエスニックな屋台が沢山並び、外国人観光客も前より多くなっていた。中国人のやっている屋台に行き、おすすめだと言う揚げ小籠包と揚げパン入り豆乳スープを頼む。小籠包は美味しかったが、スープは全部飲めなかった。中国・杭州で食べた揚げパンと豆乳が素敵に美味しかったので、つい頼んでしまった。
安倍、オバマ、トランプ、ヒラリーのマスク
ガード下のお坊さん
国立博物館の厳選された収集品とアールデコ建築を楽しむ。子供のときには気がつかなかったが、照明やステンドグラスや扉、時計など細部に至るまで素敵。
古代と宇宙が好きな夫に土偶と埴輪は絶対見せたかった。予想通り喜んでいた。埴輪はなんでこんなに幸せな気持ちにさせてくれるんだろう。
この料理屋はセンター街近くで繁華な場所なのに、安くて美味しいのに、あまり客がいない不思議に落ち着けるところだった。サービスもゆるい感じで、ビールが冷えておらず、氷入りのビールを飲むのも、友人となら楽しい。なぜかキューバのラム『ハバナ・クラブ』8年物が一杯1000円ほどという格安だったので、1年半ほど前にキューバに行った際にニューヨークに持って来れなかった懐かしの味を楽しむ。渋谷のベトナム料理屋で旧友と再会しつつ、アメリカ人の夫の隣でキューバのラムを楽しむって、日本ならではのミックス文化かもしれない。
3/6(月)
再び渋谷に戻る。ハチ公前には、バスを改造した、ハローキティの外国人向け観光案内所が。 クロサワ楽器には巨大フェンダー。
Bunkamura ザ・ミュージアムで河鍋暁斎展を見る。世界屈指の暁斎コレクションとして知られるイスラエル・ゴールドマン所蔵の173点を集めた展示は見応え満点で、月曜の雨の日なのに、人がいっぱいなのもうなずける。画力も観察力もアイデアも構図も
ユーモアも何もかもすごい!!
5時半ごろ、下井草にある大学時代の友人宅を訪問。白木を豊富に使った北欧風の、お洒落なだけでなく居心地のいい素敵な家。
私のお絵かき友達でもある友人の次女は、夫とは初対面。私たち夫婦も猫として登場する猫漫画をシリーズで書き続けてくれているが、来日した夫のために、前日1日かかって、彼を主人公にしたエピソードを書いてくれた。でも、シャイなので自分では渡せない。友人の夫も帰宅し、映画マニアの友人S夫妻も訪れる。夫とS氏は、映画音楽作曲家の名前のやりとりだけで会話が盛り上がり、オタク道に国境はなしという好例だった。
S夫妻と共にバスに乗り、ラピュタ阿佐ヶ谷で9時から、鈴木則文監督の傑作映画「不良姐御伝
猪の鹿お蝶」を見る。池玲子&杉本美樹特集という素敵な企画の一環。池玲子の画面いっぱいのおっぱいが見られて幸せ。上演前にロビーで夫と話していたら、突然聞こえてきた英語にびっくりしたオヤジが印象的だった。字幕はないけどさ、エロとアクションは世界共通なんだよ、お父さん。
Watching a masterpiece "Sex & Fury" at
Asagaya Raputa movie theater!
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