Friday, November 23, 2018

Trip to Spain : Barcelona Day 3

11月3日(土)

飲み過ぎ食べ過ぎ寝不足で飛ばしすぎ、お腹をこわす。朝食にホテルの部屋で食べたヨーグルトも全部吐く。グエル公園有料部分の切符を8時半に買ってあったので、メトロでDiagonal駅まで行ったが、間に合いそうになくタクシーで公園へ。


入り口の階段にいる有名なトカゲ



全体の印象はガウディ・テーマパーク。子供っぽい印象で、見る価値はあるが心に響く感じではない。モザイク一つ一つと、階段などの曲線、抜けるように青く高い空と対照的な赤土、岩場に生えているような植物の植え込みの組み合わせはスペインならではで素晴らしい









洗濯女の回廊



バルセロナを一望する広場の長くうねるベンチ





タクシーでホテルに戻り、チェックアウトの12時直前まで仮眠。チェックアウトし、荷物をフロントに預けて、メトロでアールヌーボーのサンパウ病院(Sant Pau Recinte Modernista)へ。メトロの入り口近くの路上にいた新聞売り(?)のおじさんが親切に道を教えてくれる。3日目にしてやっとたどり着けた。

病院正門からは、緩やかな下り坂がサグラダ・ファミリアまで続いている。病院近くで昼ごはん。お腹はかなり回復したが、用心してスープと水だけで酒抜き。冬によく飲まれるというカタロニア・スープを頼んだ。比較的あっさりした味だが、それでもみっしりとしたミートボール入り。アペタイザー2つで23.95ユーロ(28.46ドル)。




サンパウ病院。入場料二人で28ユーロ(33.19ドル)。複数のパビリオンからなり、カタルーニャ音楽堂と同じ建築家リュイス・ドメネク・イ・ムンタネーの設計により、1902〜30年に建てられた。2009年まで病院として使用されており、ここで生まれた多くのバルセロナっ子が映像で紹介されていた。広大な敷地内は緑も豊富で、ここなら入院してもいいと思った。敷地内では貫禄あるキジトラ猫が悠々と散歩していた。この旅行で初めて見た猫だったが、興奮した小さな女の子に追い回されて退散。女の子に「追ったら逃げるんだよ」と言ってみたが、英語が通じたとしても聞く耳は持たなかっただろう。










最後に見た、管理棟2階・ドメネク・イ・モンタネー広間のモザイクは特に素晴らしかったが、ファインダー越しではその色とデザイン、質感の絶妙さが伝わらず、目に焼き付けた。


タクシーでエルス・エンカンス(Els Encants)市場へ。
14世紀からある、ヨーロッパで最も古いフリーマーケットの一つだが、安かろう悪かろうの印象。泥棒市という言葉が浮かんだ。買い物欲は全く起こらず。天井に写るマーケットの様子は目のご馳走だった。市場のスペースが底辺になっていて、円形劇場の客席のような階段になっている場所から、市場と天井に写った像をしばし眺める。とっぽい兄ちゃん二人組に写真撮影の許可を求めるが断られる。やばい取引でもしてるのかな。

 輝く男根のような高層ビル、トーレ・アグバールも見える






メトロで、バルセロナ最後の目的地、メインストリートのランブラス通り(La Rambla)へ。土曜午後でメインストリートに向かう路線だからだろう、メトロはものすごく混んでいて息苦しいほどだった。

出発点はカタルーニャ広場(Placa de Catalunya)。子供達が鳩と戯れるのを見守る母親や両親、同じ色合いの黄色のTシャツとニットをそれぞれ着たゲイのカップルと子供もいた



ランブラス通りはイスタンブールのメインストリート、イスティクラル通りを思わせたが、より広くて人が多かった。時間が許せば、脇道も含めてゆっくり過ごしたかった。


ベートーベンの家(Case Beethoven)という名の老舗楽譜屋。店主らしき味のある老人に、彼の写真を撮っていいかと聞いたら「Me?No」と断られた。代わりに楽しそうな店員(?)と客を撮る。



サン・ジュゼップ市場(Mercat de la Boqueria)。地中海に面したバルセロナはシーフードが豊富で新鮮。果物や野菜、ハモンイベリコ、スイーツなどあらゆる食材・食品が並び、カフェやタパスも充実。











夕方6時過ぎで、店じまいを始めたタパスもあったが、カウンターに並ぶシーフードが新鮮そうな、流行っている店に入る。大正解!
ミニカラマリのフライは、今まで食べた中で一番美味しかった。アメリカで食べるカラマリのフライとは別物のよう。カラマリ自体がすごく新鮮でジューシー、カリッと揚がった衣の味付けも最高。11ユーロくらいで山盛りだが、クリスピーな白ワインをお伴にいくらでも入る。



サーディンが大好きで、魚介の新鮮な場所では必ず頼むが、これも今まででいちばんの美味しさ。ソースも美味。スペインの食材は大きくプリプリと太っている。これも分量が多いのに完食。



野菜のグリル。カウンターの上のトマトがあまりにも美味しそうでそれだけ頼みたかったが、グリルの一部ということで、赤ピーマン、ズッキーニ、なす、アスパラも。これも野菜グリル史上1番の美味しさ。結局、分量に驚きつつ、マドリードへの飛行機の時間を気にしつつも二人で完食。会計はワイン2杯飲んで50ユーロほど。安い!!6時過ぎに入店し、45分には出るという超スピードのディナーだったが、忘れられない美味しさ。時間が許せば、飲みまくり食べまくりで動けなくなっていたかも。



タクシーでホテルに戻り、荷物をピックアップして、同じタクシーで空港へ。
エア・ヨーロッパという聞いたこともない格安航空会社、二人でたった120.86ドルだったが、1時間弱のフライトでは何の問題もなし。8時40分発。

バルセロナ上空の夜景。バイバイ・バルセロナ!


空港からタクシーでVincci Sohoホテルに到着。3泊で528.31ドル。

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