Sunday, December 17, 2017

カンボジアへの旅 Part 1 ニューヨーク〜プノンペン


11月20日の夜、11日間のカンボジア旅行から無事帰国した。首都プノンペンに2泊後、シェムリアップに6泊して、アンコール遺跡をじっくり見るという、遺跡好きの夫が3年来あたためていた計画をついに実現。途上国への旅行は初めてなので、複数の予防注射をするなどいろいろ準備をしていったにもかかわらず、トラブルが続発。それにもかかわらず、人も街並みも遺跡も自然も全てが魅了的で、また訪れたくなる国だった。


11/9(木)
朝5時半起床。6時過ぎに家を出る。タクシーの中で朝になっていく。
JFK 空港、朝9時発 Cathay Pacific CX841 



11/10 (金)

朝ごはんの機内食おかゆが美味しい。魚入りで生姜が効いている。



午後2時ごろ香港到着。 
香港空港でのランチは期待していたがイマイチ。ワンタンヌードルスープ、エッグカスタード、カレー味のシンガポールヌードル。



香港4時発 Cathay Dragon KA206 

上空からの香港の眺めは、ビクトリアピーク、島、そそり立つ高層ビルのコントラストがユニーク。なだらかな曲線と立体で成り立つ独特の地形。カンボジアは、緑も水も豊かでいかにも農業国。キューバを思い出した。

夕暮れていくプノンペン上空




午後5時過ぎにプノンペン到着。ニューヨークの摩天楼に差し込む朝日に始まり、雲と緑の田畑に挟まれたドラマチックなプノンペンの夕日で終わった長い1日。



出入国カード

だだっ広くブランド店だらけの香港空港と違い、プノンペン空港はこじんまりして素朴な感じ。香港ですでに蒸し暑かったので、プノンペンは思っていたより蒸し暑くない。ホテルによると、夕立の後なので、なおさららしい。

ホテルの送迎車に乗る。空港から市内までは結構あった。金曜の夜だからか、いつもそうなのか、車の数がものすごく、渋滞気味。20分くらいのはずだが倍はかかった。車線もアメリカより狭く、原付バイクがすぐ隣に並んで走るので、その密度といったら、北京よりもすごい!3人乗りは当たり前。小さい子供2人と両親など、家族全員が乗っているのも珍しくない。トヨタ車が外車では一番多い気がした。もう暗かったし、車窓からなので、写真はあきらめたが、家族経営のような小さな店の一軒一軒が写真に撮りたくなる佇まい。

トンレサップ川沿いのQuay Boutique Hotel到着。
部屋はきれいでお洒落。接客も感じいい。フロントにいた、20代後半に見える男性二人がマネージャーか経営者らしい。うち一人は、サンフランシスコ(?)に留学していたそうで、特に英語が達者。国立博物館や王宮に歩いて行ける距離で、観光に便利な場所そしてリバーサイドなのに一泊わずか66ドル。欧米では考えられない安さとロケーション、部屋の広さと清潔さ。


バルコニーの眺めもナイス!原付からバイク、地元の人たちと観光客の足であるバイクに座席を付けたトゥクトゥク、乗用車、リヤカーまで様々な乗り物と人が通る道路。

シャワー浴びてから、リバーサイドを 歩いて徒歩10分ほどのナイトマーケットへ。
屋台飯デビュー。魚のおかゆ1.5ドル。パクチーと茶色の薬味、しいたけ、もやし入りで、ライムを絞る。中国の粥より固めだが悪くない味。タロイモ入り揚げワンタンは今ひとつ。丸ごとココナツジュース1ドル。NYで売っている缶入りより苦味があるが美味。



夕飯食べたところの屋台の人々の写真を断って撮る。笑顔が本当にとびきり!




中学生くらいの男の子二人を撮ったら、見せて〜と人懐こい。

衣料品のマーケットを覗く。


衣料品店の一つで、ビールで酒盛りしていた、ちょいヤクザ風の男たちも、写真撮らせてと頼んだら、笑顔を見せてくれた。So many beer, it’s Friday night!とジョークを言ってみる。こんなに笑顔の素晴らしい国に来たのは初めて!数日前に抜けた夫の歯がまた食事中に抜けたが、二人とも初めての屋台飯、しかも初日なのに、お腹こわさなくてよかった。

川沿いを歩いてホテルに戻る。夫は長旅のご褒美にタバコ購入。メビウス4ドル。禁煙して長いので、一本吸い終わらないうちに気持ち悪いと言って残りを捨てた。私はカンボジアのビールAnchor, Leo 350ml缶各65セント購入。カンボジア内の通貨は、カンボジアのリエルと米ドルが併用されている。私たちが行ったところはどこでもドルが使えた。お釣りの小銭はリエルで戻ってくる。ATMも、リエルと米ドルのどちらか選べるようになっている。長年の内戦後に、必死で外貨を稼ごうとしている国。


家族の暮らしが道から覗けるのは、暑い国ならでは。


フルーツが豊富


トンレサップ川と対岸。写真では見えないが、大きなカジノがある。




No comments:

Post a Comment